マーケティング界の常識と言うのは日々入れ替わっています。
過去に通じた戦略が今となっては全く通用しないということもよくあります。
常に市場に目を向け、一体何が必要なのかを考えておく必要があります。
現在におけるマーケティングの常識とは?
【マーケティングの新常識】ブランディングの科学とは
マーケティング界の常識と言うものは日々見直されています。
数々の挑戦者によって挑戦と試行錯誤の繰り返して新しい戦略や常識と言うものが生み出されています。
そして業種、商品、サービスによっていろいろなマーケティング戦略を使い分けなければいけません。
とある業種には使えるけど、違う業種には使えない。
こんなこと日常茶飯事です。
すべての戦略を鵜呑みにしておいてはいけません。
戦略を勉強したら自分の中でシュミレーションを行い、実際にその戦略が通用するのかをしっかりと考えましょう。
今回の記事は小売業、BtoCのビジネスのマーケティング戦略について紹介していきます。
ブランディングの科学
これまでは顧客のロイヤリティーを高めろと言われてきました。
どんな状態でも顧客のロイヤリティー、顧客の維持率を高めることができれば売り上げも必然的に上がると言うのが常識でした。
でも実際に紐解いていくと、顧客のロイヤリティーが必ずしも最も大事と言うわけでは無いようです。
特に小売業、BtoCのビジネスについてはこの常識が通用しないかもしれません。
ブランド力の広まり方
多くの人に知ってもらえば知ってもらうほどブランド力というのは高くなります。
業種・商品・サービスによって大量に生産できるものとそうでないものがあります。
小売業、BtoCのビジネスはできるだけ多くの顧客を相手にする業種です。
そのためにはできるだけ多くの人に商品について知ってもらう必要があります。
つまり1部の顧客の認知を高めて、顧客の支持率を上げたとしても、他の参入により今カバーしきれていない顧客をとられてしまうかもしれません。
とられてしまうであろう顧客はこれからの見込み客だったかもしれません。
その見込み客たちを逃すのは非常にもったいありません。
ブランディングの新常識
ブランド力を高めるにはライトユーザーをできるだけ多く集める必要があります。
ライトユーザーとは
ライトユーザとは熱狂的なファンではないが、商品をいざ買うとなったらあなたの会社の商品を買ってくれる人たちです。
このライトユーザの数が多ければ多いほどブランド力が高まり売り上げも上がっていく
これがブランディングの新しい常識となっています。
以前までは顧客の維持率を高めると言われていましたが、実際利益を紐解いてみると、ライトユーザーの割合を高めたほうが、利益が上がると言った結果になりました。
差別化と独自性の違い
ここで勘違いして欲しくないのは、差別化することと独自性を持つことの違いです。
オリジナリティーを持つためには差別化するべきと言うことがよく言われます。
これはブランディングではなく、商品やサービスを作る上で必要なことです。
ブランディングを行う上では独自性を持つことが大切です。
差別化を行うにはたくさんの時間や労力をかけて生み出すことができます。
そして差別化は似た商品があるから違いをつけるために行うものです。
その結果、素人やぱっと見では、何か他の商品と違うのか、わかりにくいです。
素人の人が見てもぱっと見てもすぐに築けるようなものを作り出す必要があります。それが独自性です。
例えば車のブランドが良い例でしょう。
日本の車には独自性と言うものがなかなかありません。
海外の車はぱっと見ただけでこれはそのブランドだなというのがわかります。
日本の車の形はぱっと見ただけじゃどこの会社のものか見分けが付きません。
独自性と差別化と言う言葉を使うのであれば、日本車は燃費や安全性を高めることによる差別化、海外の車はブランド独自の形を基調とした独自性を兼ね備えています。
このようにブランディングをする上では差別化よりも独自性を高める必要があります。
このようにマーケティングをひもといていくと興味深い新常識と言うものがわかるようになっていきます。
もっとたくさんマーケティングについて学び、ビジネスでも生かせるようにしましょう!
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