以前の検査基準としては37・5度異常の熱が4日続く、息苦しさがあるとき(高齢者や疾患のある人は2日)これに当てはまる人のみがコールセンターに相談した上で検査が受けられるといった状況でした。
現在では37・5度を高熱と言うように改訂しました。人によって平熱が違ったり、これから述べるものが理由となっています。
・医療崩壊を防ぐ。
いちばんの懸念が医療崩壊です。もし医療が崩壊してしまったら、助かるはずの命が助からなくなってしまいます。また院内感染などを起こしてしまい、さらなる悪化が懸念されます。
・精度が100%と言えるほど高くない。
よくニュースで見るように「陰性だと思ったら陽性だった」といった報道が頻繁にされます。これは精度があまり高くないからです。かつ結果が出るのに時間がかかり、その間に他人への感染のリスクが出てしまいます。最近では簡易型の検査キットが出ましたが精度はPCR検査よりも低い値となっています。
軽症者は自宅待機(ホテル滞在)が原則。
現状では新型コロナウイルスに対する治療薬がありません。検査をしても軽症の場合は自宅滞在してくださいと言われるので、微熱がある場合は隔離すると言うのが原則。仮に陽性でも対処できる事が大してないため最初から安静にしておいた方が良いと言う事ですね。
陽性が疑われる人が外出する事で拡散のリスクが出てしまうので、極力そのリスクを抑える意図だと思われます。