『経済の発展の原動力は革新』人々はそう思い続けてきた結果、昔では考えられなかった物が現在にはたくさんある。
だが、ほとんどの物は全く新しい物というわけではない。多くの物は既存の物を組み合わせて生み出された物。
革新を起こすのために、全く新しい物を生み出す必要はない。
【企業家ってそもそも何?】革新を生み出し続ける者!
既存の物と既存の物を組み合わせて新しい物を作る。
この事について以前の記事でも紹介しました。
裏を返せば、新しい物を1から作る必要はないという事です。
前から存在する物を、組み合わせたりする事で、新しい物として人々に受け入れられます。
企業家とは、すなわち、この事に一早く気づき、実行し世の中に革新を普及させる者
革新とは具体的にどうやって起こすのでしょうか?
この本を参考にしています!
代表的な革新
今では、誰もが知っている『iPhone』を世の中に普及させた第一人者スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)が良い例です。
彼はまさに既存の物と既存の物を組み合わせ新しい物を作り上げ、巧みなマーケティング能力でAppleを世界のトップ企業にしました。
iPhoneは全く新しい物ではない
iPhoneっそれまで無かった全く新しい商品じゃないの?
実はiPhoneは既存していた物と既存していた物の組み合わせなんです!
スティーブ・ジョブズ自身も既存の物と既存の物を組み合わせた新しい物と言っております。
『1つ目はワイドな画面をタッチ操作できるiPad
2つ目は革新的な携帯電話
3つ目は画期的なネット通信ディバイス
これらは3つ別々の物ではない。1つのディバイスにまとまっている』
と発表しました。
技術的には既存していたが、発想・組み合わせが全く持って新しく斬新でまさに『革新』と呼ぶにふさわしい物を開発しました。
彼の場合それだけでなく、その先の未来を見据えた上で、世の中に新しい物を普及させ、人々の常識を数々変えてきました。
結果から見ると誰でも思い付きそう見えてしまうのが難点で、実際は誰も思いつけません。
精々、あったら良いな。と思うだけでしょう。
企業家はその『あったら良いな』を実現させるべき者でもあります。
革新を生み出すには? 〜既存の物の上手な扱い方〜
既存の物と既存の物の組み合わせ。これは十分理解できました。
どうやったら既存の物を上手な扱い、新しい物を生み出す事ができるのでしょう?
新しい物を作る
新しい生産方法を生み出す
新しい組織を作る
新しい販売市場を作る
新しい配給源を見つける
新しい物を作る
これは既存の物と既存の物を一つにする、iPhoneの時の様な発想です。
新しい生産方法を生み出す
今まで手作業だった物を機械で効率化する事、AIに任せる事など、以前には無かった手法を取り入れ新しい生産方法が生まれ、効率化する事でコストを抑えつつ生産性が上がり利益を上げやすくなります。
新しい組織を作る
会社として大きくなるに連れて、人々の責任感は薄れていってしまいます。そのため小さな班を作ってみたり、支部会社を作って任せてみたりして、組織の仕組みを変えていくことも大事です。
新しい販売市場を作る
今まで当たり前だった販売方法を変えてみるのはどうでしょうか?
例えばガソリンスタンドにコンビニ。海外では多くあります。一般的に考えて全く縁のない組み合わせの様に思えます。ですが、この戦略がヒットし今では、世界中で広がっています。
コンビニにクーポン券も面白い例だと言えます。
全く関係の無いものが作用し合いお互いを助け合っています。
新しい配給源を見つける
エネルギーを石油メインから電気メインにしたり、発電方法も地熱、原子力から太陽光など、様々に変化しています。
これは、環境を考慮したり、新たな可能性を見つけるために行われています。
すでに行われている事を違うやり方でやれば新しい事になる。
この革新はどんな人でも起こす事ができます。
年齢も歳も人種も関係ありません。
全ては行動力と発想力・継続力次第です!
もっと詳しく知りたい方は是非読んでみてください!
関連記事:
”YOLO 一度だけの人生 その人生に最高の経験を Step In”
Youtube
Tiktok
Rebecca Step In Seiya
インスタグラム
写真