日本の資本主義の精神を知っていますか?
日本でビジネスをしたいのであれば日本の資本主義の精神を知っておくべきです。
日本に住んでいる間に日本の経済の流れや日本資本主義について知らない人が多いです。
【山本七平の日本資本主義の精神】日本的経済を理解しよう！
世界にはそれぞれのビジネスにおいての常識が存在しており、一概にどれが正しいとは言い切ることができません。
もし日本でビジネスをすることを望むなら、日本資本主義の精神をしっかりと理解し、日本の経済をしっかり理解していく必要があります。
こちらの書籍を参考にしています
世界の国々のビジネスに対する考え方
日本
日本では、お客様との信用を大事にすると言うのがビジネスの前提として考えています。
前回の記事の商いの道で紹介したように、日本では信用と言うものを、1番重要視しています。
限界の記事を読んでいない方はこちらを参考にしてください。
【商いの道】お客を大事にし、信頼を獲得しろ！
信用があってなんぼの商売と言うスタンスをとっています。
社会に貢献する仕事をしよう。と言うのが日本企業で多く掲げられている目標です。
アメリカ
アメリカではお客様はあまり重要視されないものでした。
むしろ、おせっかいとも思っていた位の時代がありました。
効率化や自己の時間を重要視し、無駄な事は一切しないような方法を見つけ出し、それにコミットします。
日本では効率化と言うのは重要視されますが、無駄なことをやることに意味があると言うような考えの人が多く、端から見たら無意味なことも継続して行ったりしています。
日本ではこれを真面目と捉えますが海外では、効率の悪い無駄な仕事と捉えられてしまうかもしれません。
日本では無駄な仕事も、必要と言う考えが多いのかもしれません
中国
中国では、『商売で騙される方が悪い』と言う考えもあるそうです。
好き好んで勝手に買って、不満だとしてもそれを分からずに買ったお客が悪いと言うふうに思ってしまうそうです。
日本では、ありえないような考え方なのかもしれません。
ですが日本を基準に考えるとありえない話でも、世界の場所を変えてみるとそれが当たり前なので一概にそれが悪とは言い切れないのかもしれません。
そういう考え方の人もいるんだと言うふうに認識しないと、世の中の流れやニーズを把握することができません。
市場を拡大したいならなおさら、国によって戦略を変えていく必要があります。
どの国も日本のようなビジネスの価値観を持って仕事をしているわけではありませんそれをしっかりと理解してくれる必要があります。
日本的経済の美しさと欠点
日本的経済には美しさと欠点言うものが存在します。
その一つは一生懸命言われた仕事をこなすと言うことです。
そして一生懸命やる事が大事と考えてしまうようになり、無駄な仕事をしてでも一生懸命やっている姿を見せるが評価されると言うイメージや考えが生じてしまっています。
一生懸命仕事をすると言う事は美しいように感じますが、その裏で、一生懸命に見せるためにクオリティーや時間配分を無視し無駄な仕事まで一生懸命やってしまうというのが欠点のかもしれません。
もちろん日本の製品は几帳面で社会的評価も高いです。
ですが社員のほとんどは今自分が何をしているのか何をすべきかを理解しておらず、与えられた仕事を黙々とこなしていると思います。
真のあるべき姿は自分の今やるべきことを理解し何のためにやるのかまだ把握すること。
これにより無駄を省き、効率の良い仕事をすることができると思います。
そして日本人の多くの社員が抱えている仕事が辛いと言う考えも変わってくるかもしれません。
ただ何も考えず作業をしているのは辛いです。
自らの作業に価値をつけ、考え方を変えていくことで、やりがいを感じることができるかもしれません。
もしそれでもやりがいを感じることができなければ仕事場を変えることをお勧めします。
自らの仕事は自ら作り出していく環境を作る会社がこれからの世の中強くなっていきます。
結果や周りからのイメージ、効率はどうであれ、自分が誰かの為を思って一生懸命に働く姿はとても美しいと思われています。
自分のためではなく誰かのために働くこの精神が日本で生きていく中でまたビジネスをしていく上で非常に重要なものになっていきます。
これが日本資本主義の精神です。
ここに日本の美が詰まっています。
YOLO 一度だけの人生 その人生に最高の経験を Step In”
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