最初に決めていたことを、ふとしたことで急に変えたりした事は無いでしょうか?
人間は最初に決めたいたことを最後まで貫き通す事はなかなか難しい生き物です。
感情や価値観の変化によって大きく影響されています。
予想通りに不合理なることについて学んでいきましょう
【予想通りに不合理】人は合理的に行動できない
人が完璧に合理的に考えるということが常識だと考えられていました。
ですがそれは違います。
人は合理的に考えるのが難しい生き物です。
今は臨機応変に考える方が主流となっています。
不合理になることを予想して行動することが大事になってきます。
こちらの本を参考にしています
不合理になってしまう理由
ついつい比較してしまう。
例えば、月収200,000円で良いと言っていた社員が友達が月収220,000円もらっていると聞いて今の月収200,000円の現状に満足できなくなってしまう。
最初はそれで良いと思っていたことに周りの環境や人の影響を受けて自分の思っていたものでは満足できない
これが相対性の真実です。
人が比較対象があるとそれを基準に物事を決めてしまいます。
いくら合理的に決めたと思っても、何かと比較してしまいそれを基準に自分の意見が合理的かどうかを決めてしまいます。
身近なものと比較せず視野を広げていけばより正しい判断ができます。
需要と供給の間違い
著者のアリエリーはアメリカでこのような実験をしました。
アメリカ人には社会保障番号と言うマイナンバーのようなものがあります。
学生を集めワインの説明をして番号の下2桁の数字を書かせたとそのワインをいくらで買うかを尋ねました。学生を集めワインの説明をして番号の下2桁の数字を書かせたとそのワインをいくらで買うかを尋ねました。
社会保障番号なんて価格に影響するわけがないと思いますが、結果的に価格に影響することがわかりました。
下二桁80から99の学生は下二桁0から19-3倍高い金額を払うと言う風な結果が見られました。
これをアンカリングといいます。
最初に見た数字が心に残り、それを基準に価格を判断してしまいます。
以前は売りたい価格と払っても良い価格の交わる点が売値だと考えられていましたが、払ってもいいと思える価格は簡単に操作することができます。
社会と市場の規範の違い
僕たちの世界には人間関係で動く社会規範と金銭的なつながりで動く市場規範の2つが存在します。
社会規範に市場規範を持ち込んでしまうと人間関係は失われてしまい二度と戻ることがなくなってしまいます。
ボランティア活動は助けたいと言う思いがあるから人々が集まり活動します
そこにボランティアに参加してくれたから500円あげるとなった場合、500円で数時間も働きたくないと言うふうになってしまいます。
社会規範に市場規範を持ち込むと感情に変化が生まれ、同じ事でも同じことのようにできなくなってしまいます。
興奮状態で自分がどうなるかはわからない。
ニュースでたまに見る、普段はおとなしい子なのにそんなことするなんて思ってもいなかった。
これは人が興奮状態で自分がなるなるかどうかわからないから怒ります。
自我を忘れてしまうって奴です。
普段だめだとわかっていることもやってしまうことがあります。
してはいけないと軽視するだけではなく興奮した人間は別の行動すると言う前提で仕組みを考えることが必要です。
高価な所有意識
人が自分が持っているものがとても良いものと考えてしまう生き物です。
例えばバイク好きな人と車好きの差
先ほど述べたように人は物の価値を自分の中にある価値と比べて決めてしまいます。
バイクの中では高いバイクを持っていると、明らかにそのバイクより高い値段の他人の車を安いと思ってしまいます。
上を見ればキリがないかもしれませんが、
バイクの相場は数十万円〜数百万円です。
車の相場は数百万から数千万円です
バイクのそばで最上級のバイクを持っていると
中級クラスの車持っている人を見下したにしてしまいます。
値段は大して変わらないのに、バイクか車だけの違いで安い車を持っていると判断してしまう人もいます。
他にも自分のこだわりのある者の数より低い割のものはしょぼいと思ったりしてしまいます。
このように自分のものに価値を感じてしまうことを保有効果といいます。
思い込みで決まってしまう
おいしいと思うからおいしいと感じてしまい、高いから良いものと感じてしまいます。
同じ料理を食べても高い値段を払った方が美味しく感じてしまいます。
だから高級店では盛り付けやお皿をこだわっており、その結果顧客たちは高級店で食べるご飯はとても美味しく感じるのです。
他にも美味しく感じる色なども存在し、それとうまく組み合わせることで料理を舌からではなく目からも美味しさを感じることができます。
薬も思い込みで効果に違いが生まれます。
高価な薬の方がより良い効果を与えることが知られています。
これをプラシーボ効果と呼びます。
人は合理的に行動しているようで実は合理的ではありません。
このことを理解し対策することで、ビジネスをうまく運用することができます。
昔の経済学ではなく、現代の行動経済学を学べばビジネスで大きく役立ちます。
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