カバンやズボンを切って盗む
こんな大胆な方法でも案外気づくことは難しいです。次に財布を出そうと思ったときに切られていると気づき財布などはなくなっています。切るという行為は先程述べた高度な技術と組み合わせて使われることもあります。
実体験
僕の友達はこの方法でスリに会いました。その内容を話したいと思います。僕たちの憶測も入っています。
僕の友達と僕はATMでお金を下ろした後、地下鉄に乗るためプラットフォームに向かいました。その後電車の切符を買い電車に乗りました。5分ぐらい経った後友達は何か違和感に気づき財布を確認しようと思い鞄を見てみようとするとなぜか切り込みが入っていました。
まさかと思い財布を探してみると財布はなく、財布の中には現金3万円、ID、クレジットカードなどいろいろなものが入っていました。お互いに注意しあっていたのでしたが気付く事ができませんでした。
ここからは僕たちの憶測ですが、犯人は僕の友達が現金を下ろしたところから彼に目を付けていて彼が財布をしまった場所を確認し地下鉄までついてきたと思われます。
その後、僕たちがプラットフォームに向かっている途中に財布を入れは場所に切り込みを入れ僕たちが電車に乗ると同時に盗まれたと思われます。
彼は『電車に乗るときに後ろから押された気がした』と言っており、僕が押したとその時思っていて、後から聞かれたときに僕は彼を触っていないので、そのときにスリにあったと思われます。
もちろん犯人は電車に同乗していないので、お互い電車の中で気をつけあっていても意味はないですよね。
時すでに遅し。
ここで知っておいた方が良いのは、警察や駅員は何もしてくれないという事です。スリをされたぐらいで動いてくれないので、スリをされた自分が悪いということになってしまいます。僕たちもいろいろ回ったのですが、どこも相手にしてくれませんでした。