かつて日本企業は世界的にとても強かった。でも近年になるにつれて日本企業は衰退していく一方。
皮肉にも、競り合っていたアメリカ企業・以前下に見ていた中国企業は成長し続けている。
何故以前は強かった日本企業は低迷してしまったのでしょうか?
この解決策が将来会社を成功させるための鍵になります。
【コア・コンピタンス経営】あなたの強みなんですか?
早速ですが日本企業が衰退している理由はシンプルな物です。
ただ規模が大きすぎて多くの人が見えていない。
理由
日本企業の多くが『自社の強み』を磨くことを怠ってしまったり、手放してしまっているからです。
従来の日本企業は各社ごとに『強み』を持っていました。
この自社しか持たない強みを『コア・コンピタンス』と呼びます。
カッコよく言うと
「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」
こちらの本を参考にしています
コア・コンピタンス経営が何故強いのか
会社の強みは未来を切り開く原動力になります!
コア=中核
コンピタンス=能力
会社の中核になる能力『会社の強み』を持つ事が競争優位性を高め、会社の今後を決めていきます。
中核になる技術×顧客の利益=最強
この公式が強い製品と会社の価値を生み出します
顧客があなたの会社にしかできない技術を求め必要と感じることにより、他社に負けない唯一性を生み出す事ができます。
『コア・コンピタンス』が強かった時の日本企業はこの公式を徹底していました。
ですが近年はどうでしょう?
例えば、電化製品。
日本の電化製品の技術は世界一とも言われていました。
液晶技術・小型化・省エネ化・携帯性
これらが日本企業の強みでした。
シャープは企業の『コア・コンピタンス』を手放してしまいました。
企業の強みは液晶製品でした。その技術を使った液晶テレビが大ヒットしたことで、企業は技術の多くを液晶テレビに投じ、他の液晶への『コア・コンピタンス』への投資を怠ってしまいました。
その結果、テレビの人気が低迷してしまった際に、他の人気商品を生み出せず衰退してしまいました。
近年、ヒット商品を生み出す企業は日本では無く海外になってしまいました。
携帯性・小型化の分野では、アップル・サムソンが市場を独占している状態になっています。
日本人もアップルの製品をとても気にっており、携帯といえばアップルというイメージが定着しつつあります。
『誰にもできなかった技術』はいずれ他社に目をつけられ奪われてしまいます。
奪わられるだけなら良い物のオリジナルより良い物を作られてしまったら勝ち目はありません。
これを防がないと『コア・コンピタンス』は守れません。
コア・コンピタンスは時間をかけて磨き続けると同時に、新たなコア・コンピタンスを育てていく必要があります。
日本の会社は『コア・コンピタンス』で勝負するよりも、価格で勝負しようとしています。
なぜなら、多くの会社が同じ様なサービス、技術を提供しているからです。
顧客の決めては価格ぐらいしかありません。
この様に多くの日本の企業は『会社の強み』を見つけ伸ばすのでは無く、他社の弱みを見つけ勝負する形をとっています。
これでは海外の企業に勝てません。
衰退を避け、企業を成長させるためには、『会社の強み』を理解して、危機に陥った時こそ、『コア・コンビタンス』を見極め、見直す必要があります。
勝ち残るためのヒントはこちら
日本の企業「ユニチャーム」「富士フイルム」などは『コア・コンピタンス』を見直したことにより、大きく成長することに成功しました。
その反対には企業の強みを無くし、業績が低迷し倒産に追い込まれる会社もあります。
日本の会社は『企業にしかできない強み』がある物の上手に伝えれていません。
構造をしっかりと理解して
『中核になる技術×顧客の利益』を読み解き製品を生み出す事が必要です!
さらに詳しくなりたい方はぜひ読んでみてください
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